学習塾社員の合格体験記①～絶望から始まった受験生活～｜成績アップ、志望校合格なら完全個別指導塾プライド

皆様こんにちは。

これまで数多くのブログを投稿してきましたが、割と自分のことを話すことがなかったので、塾講師経験もある私の学生の頃のお話をいたします。

参考になるところもあれば反面教師とした方がいいところもあるので（笑）、長くなりますがお付き合いいただければと思います。

親に言われて目指し始めた高校

今から10年以上前の中学2年から中学3年に上がるタイミングの春休み、突然母親から

「あの学校（以下I高校）に行かないなら高校に行かせないから。」

と言われました。

これまで高校のことなんて全く考えたこともなければ、そもそもどんな高校があるのか名前も知らない私。

そんな私でも知っている数少ない学校のひとつがそのI高校でした。

なぜならばそのI高校は県で一番偏差値の高い学校だったからです。

（ついでに言うと自宅から徒歩5分で通える立地にありました。）

しかし、中2おわり当時の私の学力は、通っていた公立中学校の中でも真ん中（約80番）くらい。

それに対しI高校に行くには中学校の中でトップ10番くらいに入らないと合格しないレベル。

そんなとんでもない条件を突き付けられた私は「何言っているんだ…？」とシンプルに絶望しました。

そこから私の1年間の受験生活が始まったのです。

部活仲間からの挑発

そんな中学2年生から中学3年生に上がるタイミングですから、部活仲間で志望校をどこにするか？という話題になります。

2年間一緒に部活をやってきた仲間ですから、お互いの学力は大体どのくらいか？というのは把握していました。

そんな中、私が「I高校にする」と言ったら、部活の仲間の二人に

「本当にそこにするの？ま、○○（私）には負けないけどね。」

と鼻で笑うようにして言われました。

それがすごく癪で、「絶対にこいつらを見返してやろう」と思いました。

そこからI高校に合格することが親から言われた目標ではなく自分の目標へと変わりました。

自分との約束

そこで、私は自分自身との約束をいくつか交わすことにしました。

まず、私はその時までまともに勉強をしたこともなかったので、まずは兄も通っていた塾に通い、そこから毎日時間さえあればずっと塾の自習室に入り浸るようにしました。

勉強の質はそっちのけ。

まずは塾に誰よりも居続けるようにしたのです。

家で勉強しようとしてもなかなか集中できない私にとって、塾の自習室は非常に好都合でした。

また、当時はゲームやパソコンにはまっていたのですが、ゲームはベッド下の収納の奥深くにしまい込み、パソコンは極力触らないよう、目に触れない場所にしまったり使用目的があるときのみ触るなどとルールを決めたりしました。

（パソコンは父が会社で使っていたので封印するわけにもいかず。）

ここで大事なのは、親から言われたり、親と約束したりするのではなく、自分から自分自身と約束を交わしたことだったのではないかと思います。

自分で約束事を決める事によって、自発的な学習に繋がっていたように思います。

また、自分自身と約束を交わしても誘惑に負けてしまう、約束を破ってしまうという人は、それを触ることができない環境に身を置いたり、売ったり人に譲ったりするなどして手放してしまうというのもよい手段ではないかなと思います。

その方が諦めもつきますしね。

今日はここまで。

次回は受験勉強をするにあたって実施していた具体的な方法などをお話ししていきます。

お楽しみに。

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